令和8年9月献立のご紹介

― 敬老の日の松花堂弁当と、長崎名物ちゃんぽん ―

まだ暑さの残る9月ですが、朝夕には少しずつ秋の気配を感じる季節となってきます。

ほっと倶楽部では、毎日のお食事を単に栄養を摂るための時間ではなく、季節を感じたり、昔を思い出したり、ご入居者様同士の会話が生まれたりする「暮らしの中の楽しみ」として大切にしています。

9月も、栗ごはんや秋野菜カレー、月見肉うどんなど、少しずつ深まる秋を感じていただける献立をご用意しました。

なかでも今月のおすすめは、

9月21日「敬老の日」の松花堂弁当と、
**9月29日の長崎名物「ちゃんぽん麺」**です。

9月21日 敬老の日は、一番人気の「松花堂弁当」

敬老の日の昼食には、ほっと倶楽部でも特に人気の高い松花堂弁当をご用意します。

松花堂弁当の楽しさは、ひとつのお膳の中にさまざまなお料理が少しずつ盛り付けられていること。

蓋を開けたときの華やかさや、「今日は何が入っているのかな」という楽しみも、お食事の大切な魅力です。

普段のお食事とは少し違った特別感を味わっていただきながら、ご入居者の皆さまのこれまでの日々に敬意を込めて、穏やかな敬老の日を過ごしていただければと思います。

年齢を重ねても、

「今日はちょっと特別なご飯だ」

と思える日は、暮らしの中の楽しみのひとつです。

今年の敬老の日も、皆さまに喜んでいただける一日になればと思います。

9月29日 長崎生まれの「ちゃんぽん麺」

9月29日の昼食には、長崎発祥のちゃんぽん麺をご提供します。

今では全国で親しまれているちゃんぽんですが、その誕生には、ちょっと温かな物語があります。

ちゃんぽんが生まれたのは、1899年(明治32年)の長崎。

中華料理店「四海樓」の創業者・陳平順(ちんへいじゅん)が、長崎で暮らしていた中国人留学生たちのために、

「安くて、栄養があり、お腹いっぱい食べられるものを」

と考えて作った料理が、ちゃんぽんの始まりとされています。

野菜や肉などを炒め、麺と一緒にスープで煮込むことで、一杯の中にさまざまな食材を取り入れられる料理になりました。

現在では、豚肉やキャベツ、もやし、かまぼこ、魚介類など、たくさんの具材を使った長崎を代表する郷土料理として知られています。

「ちゃんぽん」という名前の由来にもいくつかの説があります。

中国語・福建語の「食事をする」という言葉に由来するという説や、「混ぜる」という意味の言葉から生まれたという説などがあり、現在も一つに定まっているわけではありません。

さまざまな文化が行き交ってきた港町・長崎らしく、料理そのものにもいろいろな食材と文化が“ちゃんぽん”されているようで、少し面白いところです。

ほっと倶楽部でも、長崎の食文化や料理の背景を少し感じながら、温かな一杯を楽しんでいただければと思います。

食事から、季節や土地の物語を楽しむ

9月の献立には、このほかにも、

栗ごはんや秋野菜カレー、サンマの塩焼き、月見肉うどんなど、秋を感じられるメニューを取り入れています。

毎日のお食事だからこそ、同じようなものが続くのではなく、

「今日は何だろう」

「これは懐かしいね」

「昔よく食べたね」

そんな小さな会話が生まれる食卓を大切にしたいと考えています。

敬老の日には、華やかな松花堂弁当を。

月末には、長崎で生まれたちゃんぽん麺を。

9月も、季節や行事、各地の食文化を感じながら、毎日のお食事を楽しみにしていただけるようなお料理をお届けしてまいります。

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