介護付き有料老人ホームにおける看取りについて

最期の過ごし方を一緒に考えるために

このページは、「どう看取るか」を、一緒に考える場所です

人生の終わりについて考えることは、誰にとっても簡単なことではありません。

  • ここで最期までいられるのか
  • どこまでお願いしていいのか
  • 家族として、何を選ぶのが正解なのか

多くのご家族様が、答えのない不安を抱えたままこのページにたどり着かれます。

私たちは、その不安を「決断」ではなく、対話から始めたいと考えています。


私たちの考える「看取り」

私たちが大切にしているのは、“どこで最期を迎えるか”ではありません。

それよりも、

  • ご本人様が、できる限り穏やかに過ごせること
  • ご家族様が、「この選択でよかった」と思えること
  • 誰かが無理を背負いすぎないこと

この3つが守られているかを、何よりも大切にしています。

そのため、私たちは「ここで看取りをします」と一方的に勧めることはありません。


看取りについて、事前にお話しすること

看取りを行う場合、必ず事前にご家族とお話しします。

お話しするのは、次のようなことです。

  • 施設として、どこまで対応できるのか
  • 医療機関との連携はどうなるのか
  • 症状の変化があった場合の判断基準
  • ご家族にお願いすること、お願いしないこと

不安な点や迷いがあれば、そのまま言葉にしていただいて構いません。

「今はまだ考えられない」
「決めきれない」

その状態でも、問題ありません。


私たちが「背負わせない」と決めていること

ご家族が、後になって
「自分の判断は正しかったのだろうか」と
自分を責めてしまうことがあります。

だからこそ私たちは、

  • 判断を急がせない
  • 選択肢を一つに絞らない
  • 迷っている気持ちを否定しない

この姿勢を大切にしています。

看取りは、ご家族様が“覚悟を試される場”であってはいけない
そう考えています。


医療との関係について

症状や状態によっては、医療機関との連携や転院が必要になる場合もあります。

その場合も、

  • どのタイミングで
  • なぜその判断になるのか

を、できる限り丁寧にお伝えします。

「ここで最期を迎えなければならない」ということは、ありません。

ご本人とご家族にとって、その時点で最も納得できる選択を一緒に考えます。


まだ、決めなくて大丈夫です

このページを読んで、

  • すぐに看取りの話を進めなければならない
  • 今、決断しなければならない

そう感じる必要はありません。

多くの方が、「いつかのために知っておきたい」
その気持ちで、このページをご覧になっています。

それで十分です。


ご相談について

看取りに関するご相談は、入居を前提としなくても構いません。

デイサービスやショートステイの利用を通して、
少しずつ関係を築きながら考えることもできます。

「まだ先の話だけれど、不安がある」
「誰に聞けばいいか分からない」

そんな段階からでも、遠慮なくご相談ください。


最後に

最期の時間は、誰かが“正解”を決められるものではありません。

だからこそ私たちは、
答えを出す場所ではなく、
一緒に考える場所でありたい
と思っています。

ここまで読んでくださったこと自体が、ご本人やご家族を大切に思っている証です。

必要なときに、必要な距離感で。
私たちは、静かに寄り添います。