令和7年10月18日(土)13時30分より、当施設の大ホールにて「すずめダンサーズ」の皆様をお迎えし、民謡と盆踊りのステージを開催いたしました。
会場には入居者の皆様をはじめ、ご家族もご参加いただき、笑顔と拍手に包まれた温かなひとときとなりました。
プログラムでは、
「長生き音頭」や「人生すごろく祝い旅」、「おまつり音頭」などの明るく楽しい曲に加え、
「炭坑節」「相馬盆唄」「湯の花小唄」といった全国で愛される民謡も披露されました。
軽快なリズムに手拍子が広がり、自然と体を揺らす方や、口ずさむ方の姿も多く見られました。
■ 民謡と盆踊り ― 日本の「つながり」の原点
民謡や盆踊りは、もともと人々の暮らしの中から生まれた“生活の歌”です。
田植えや収穫、祭りや行事の場で自然に歌われ、地域の人と人を結ぶ役割を果たしてきました。
その土地の言葉や風景が息づく民謡は、まさに日本の“心の原風景”とも言える文化遺産です。
また、盆踊りは「先祖を迎え、感謝し、共に踊る」という意味を持ちます。
踊りの輪には「世代を越えて共に生きる」という願いが込められており、現代の私たちにとっても大切な“つながり”を思い出させてくれます。
■ 会場の様子とご感想
当日は、すずめダンサーズの皆様の笑顔と元気な掛け声に、会場全体が一体感に包まれました。
「懐かしい歌に涙が出ました」「若いころを思い出して、つい踊りたくなった」など、入居者の皆様から多くの喜びの声をいただきました。
音楽が流れると、表情がほころび、自然と手が動き、心が通い合う――。
あらためて、音楽と踊りの力を感じる素晴らしい時間となりました。
■ 最後に
「すずめダンサーズ」の皆様、そしてご参加くださった皆様に心より感謝申し上げます。
これからも当施設では、世代をつなぎ、心を豊かにする文化交流の場を大切にしてまいります。