学園都市ギターアンサンブル「つなで」様をお迎えして音楽イベントを開催しました

2025年8月30日(土)、当ホームにて、学園都市ギターアンサンブル「つなで」様をお招きし、ギターとマンドリンの合奏による音楽イベントを開催いたしました。
時間は13:30から14:30までの1時間。会場は、優しい音色と入居者様の笑顔に包まれ、まるで小さなコンサートホールのような雰囲気となりました。

🎼 当日のプログラム

まずはギターとマンドリンの合奏で、懐かしい昭和歌謡が披露されました。

  • 月がとっても青いから
  • 悲しき口笛
  • 恋唄
  • みだれ髪

その後、合唱曲では参加者の皆さまの声も自然に重なり、会場全体が一体感に包まれました。

  • いつでも夢を
  • ここに幸あり
  • 憧れのハワイ航路

最後は再びギター・マンドリン合奏で締めくくられ、力強くも温かい演奏が響き渡りました。

  • 奥飛騨慕情
  • 風雪ながれ旅
  • 大阪ラプソディ

曲が流れるたびに「ああ、この曲は懐かしいね」と声を漏らす方、自然に口ずさむ方、手拍子でリズムを刻む方など、皆さまの表情から音楽がもたらす喜びが伝わってきました。

🎸ギターとマンドリンの歴史にふれて

今回の主役となったギターとマンドリン。どちらも古い歴史を持ち、世界中で人々に愛されてきた楽器です。

  • ギターは16世紀のスペインで生まれました。
    もともとは民族音楽の伴奏楽器でしたが、時代とともにクラシックからポップスまで幅広いジャンルで演奏されるようになり、現在では「世界で最も身近な楽器」とも呼ばれています。
  • マンドリンはイタリアのナポリで発展した楽器で、その歴史は18世紀にさかのぼります。
    軽やかで澄んだ音色は「天使のささやき」とも例えられ、19世紀にはヨーロッパ全土で流行。
    日本には明治時代に伝わり、学生音楽や合奏団で広く親しまれるようになりました。

この2つの楽器が織りなすハーモニーは、柔らかさと華やかさが絶妙に溶け合い、聴く人の心に深い余韻を残します。
今回の演奏会でも、その独特の音色に多くの方が魅了されていました。

🌱音楽がもたらす健康への効果

音楽を聴くことは単なる「楽しみ」だけではなく、心と体の健康にも良い影響を与えることが研究で明らかになっています。

  • リラックス効果:演奏に耳を傾けることで心拍数が落ち着き、気持ちが穏やかになります。
  • 記憶の喚起:懐かしい曲を聴くと、若いころの思い出がよみがえり、脳が活性化されます。認知症予防の観点からも注目されています。
  • 交流の促進:合唱や手拍子に自然と参加することで、周囲の人とのつながりを実感でき、孤独感を和らげます。

今回のイベントでも、曲が進むごとに会場が明るい笑顔で満たされ、音楽が人と人をつなぐ大きな力であることを改めて実感しました。

🌸さいごに

学園都市ギターアンサンブル「つなで」様の心のこもった演奏により、入居者様もご家族様も、そして職員も、音楽に浸る豊かな時間を過ごすことができました。
「また聴きたい」「今度は一緒に歌いたい」との声も多く、皆さまにとって忘れられない一日となったのではないでしょうか。

私たちは今後も、心身の健康を支え、人生に彩りを添えるイベントを企画してまいります。
音楽がつなぐ温かな時間を、これからも大切に育んでいきたいと思います。

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