R7年5月13日(火)火災を想定した防災訓練を実施しました

本日、介護付き有料老人ホーム「ほっと倶楽部」では、外部より講師の先生をお招きし、火災を想定した防災訓練を実施いたしました。

今回の訓練では、「電話通報」「避難誘導」「人命救助(心肺蘇生)」「初期消火」の4つの項目を中心に、実際の災害発生時を想定した実践的な内容となりました。

まず、火災発生の第一報を消防に伝える「電話通報訓練」では、迅速かつ的確な情報伝達の重要性を再確認しました。災害時には初動対応がその後の安全確保に大きく影響するため、誰がどのように連絡するかを明確にし、スムーズな通報手順を職員全員で共有しました。

続いて行われた「避難訓練」では、車椅子の方や歩行に不安がある方を想定した誘導を実践しました。職員一人ひとりの動きに無駄がないよう、役割の明確化が図られました。入居されている皆様の命を守るために、迅速かつ冷静な行動が求められることを、改めて実感しました。

通報訓練
消防役と通報役に分かれて練習しました
避難訓練
避難時は、必ず階段を使う事を確認しました

「人命救助訓練」では、心臓マッサージ(胸骨圧迫)を中心とした心肺蘇生法(CPR)に取り組みました。
今回はトレーニング用教材「あっぱくんライト」を使用しました。
写真の中央部に置いてある、ピンク色のハート型を約30㎏の圧力で押すと音が鳴り、リズムをフィードバックしながら練習しました。

ほっと倶楽部

実際の場面に近いかたちでの訓練となり、参加職員からも「わかりやすく、実感が持てた」「力加減の目安がわかって安心した」といった声が上がり、質の高い救命訓練を行うことができました。
緊急時に一刻も早い救命措置ができるよう、全職員が繰り返し練習を行い、命をつなぐ知識と技術の習得に努めています。

最後に「消火訓練」では、初期消火の大切さを再確認しました。
実際に消火器を使って模擬火災を鎮火する訓練を行い、火の性質や消火器の使い方、火元への安全な接近方法などについて学びました。
万が一の時に慌てず行動できるよう、日頃からの訓練が不可欠であることを全員で共有しました。

私たち「ほっと倶楽部」では、ご入居されている皆様が安心して日々を過ごせるよう、今後も定期的に防災訓練を実施し、職員の防災意識と対応力の向上に努めてまいります。

すべての訓練は「命を守る」ことを第一に考え、これからもより安全な環境づくりに取り組んでまいります。

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