代表者挨拶

代表者ご挨拶

株式会社光栄メディカル代表取締役の豫風浩行です。
この度は、弊社のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。

弊社は、1999年に先代の黒木月光社長が創業し私で2代目になります。

弊社は、訪問介護事業ヘルパーステーションからスタートし有料老人ホーム、居宅介護支援センター、デイサービス、ショートステイ、近年では介護関連事業にも取り組むなど、時代の変化に対応してまいりました。

弊社の特徴は、10年後、20年後の未来に向けて堅実に次世代へとつながる手を考え行動する点にあります。
「10年後」「20年後」というと、難しそうに感じますが、実は「3年後」「5年後」を予測する方がはるかに難しいと感じています。

2025年問題や業界における深刻な人手不足の問題など、考える事は尽きませんが、介護の質を高めるためには「安心して働ける環境づくり」という、会社の考えがしっかりしていてこそ、物事は始まるものと考えております。

今は会社の規模拡大を良しとする時代ではありません。
また中間管理職が上司の顔色を窺い社内政治にばかり気を取られ思考停止してしまうような風通しの悪い組織が上質なサービスを提供できるとは到底思えません。

辛子明太子で有名な株式会社ふくやさんは、商標登録や製法特許をとらないどころか、自らが10年もの歳月をかけて培った製法を公開し、さらには原料メーカーも紹介し、更には品質を保つためのアドバイスをされ辛子明太子を広められました。
また、ボランティアや災害支援などの社会貢献活動などさまざまな活動を知ったとき「自分が目指したい組織」はこれだと感じました。

「ふくや」さんだけが成功すれば良いという考えではなく、業界全体の事を大局的に考えたからこそ、明太子は福岡の分化として根付き今や全国区になっています。
結果として、業界全体が大きくなり、みんなを幸せにしたわけですが、もし「ふくや」さんが目先の事だけを考え独占販売していたら、おそらく全国区にはなっていなかったでしょう。

福岡の明太子が全国区になったのは、1社だけの頑張りではなく、明太子に関わる全ての方々の力が集結したからこそ成しえた偉業でもあります。

業界こそ違いますが、弊社もその良き前例に倣い、ご利用者様、社員にとって「いい会社」を目指しています。

社員一人一人がこの先どんな人生を進もうとも自らの力で活躍できる人間に育ってほしい、また、そんな社員が育つ会社でありたいと考えております。

それが、ひいては介護サービスの質の向上につながり、地域社会の貢献にもつながると信じているからです。

弊社で働く皆さんと共に、未来を大局的に考えサービスの向上はもちろん社会に貢献できる会社を目指して頑張って、まいります。

株式会社光栄メディカル  
代表取締役社長 豫風 浩行

理念

1.活力ある高齢者

高齢者は身体的、経済的にも社会的弱者の立場にある。
このような老人のイメージを打破し、多くの高齢者が元気で生きがいを持ち、社会参加ができるように支援していきます。

2.入所高齢者の尊厳の確保と自立支援

我々が目指す施設は高齢化社会の中、老後の最大不安要因である安心して生活を送れるようにするために、こうした不安を解消し、在宅福祉を基本理念として、必要な介護サービスの提供、介護サービスの質の確保が最も重要と考え、入所高齢者が自らの意思に基づき自立した生活と尊厳をもって送ることができるよう全力支援し、家族、高齢者に安心感を与えていきたい。
「大人として、生きる人間としての尊厳が認められ、そこに住む人が生活の主役になること。」

3入所高齢者及び家族から信頼される介護サービスの確立

入所高齢者一人ひとりのニーズに合った介護サービス、良質な介護サービスを提供するための計画的な整備改善を行い、入所高齢者の健康、生きがいづくり、生活支援の積極的な取り組み、入所前の保護の環境整備に万全を期するとともに、私どもはライフライン(電気・ガス・水道)と同じように「いつでも、どこでも、自由に安心して」介護サービスが受けられ、全ての人々が生きがいを感じる豊かな生活を送れるよう、当施設での介護を第二のライフラインとする決意です。
それが家族からの信頼を売ることになると思うのです。

4.施設サービスの質の向上と適正化

画一的な集団処遇ではなく、入所高齢者の明るく快適な生活支援を推進するために、寝かせきりの防止、機能回復訓練の推進を図りながら、在宅での暮らしにより近い日常の生活を通じた介護サービスを行う観点から、入所高齢者の自立的生活を保障する個室とグループ分けの家庭的な雰囲気の中での生活スペースを整えた緩やかなユニットケアを行い、これに伴う居住費については在宅で暮らす費用負担との均衡を図りたいと考えている。

以上のことをしっかりと実践し、入所者、家族からの信頼、並びに行政関係機関からの厚い信頼が得られるような適切な事業を展開し、福祉理念、福祉精神を貫いていく施設づくりをしていきたいと強く思うのです。

推進方策

①一人ひとりを大切に

自分の力で、自分の人生を生きる事が困難な人の拠りどころとなり「住む・食べる・休む・楽しむ・憩う・安らぐ・癒す」など個人の生活機能を基本として、本人自身の居場所を作り、必要なわがまま、気ままを実現することを目指します。

②自立支援

いかなるハンディがあっても、本人の持てる能力を発揮し、集団生活での役割を通して自立を促し、その人らしく生きることを支援していきます。

③施設機能の発揮

施設が本人の生理的な欲求の充足の場だけでなく、住み、安らぎ、満たされること、そして癒されることを位置づけること

  • 医療モデルではない生活レベルであること
  • 個人の生活、人生、生命を託されているところ
  • 安定した衣食住

いわゆる「施設らしさ」ではなく「普通の家、我が家」を目指します。