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さて、ほっと倶楽部では年末の恒例行事の一つでもある
「ステーキの実演」を12月8日(金)に開催致しました。
これまでは、サーロインなどのお肉を使用しフランベで盛り上がるのが通例でしたが
フランベをするとどうしても炎が高く上がるので、火災報知器が作動しないようにと祈りながら実施していたのが実情です。
火災報知器におびえ、フランベを無くしただけだと、楽しさが半減してしまうので
世界三大珍味として名高い高級食材「フォアグラ」をお肉の上にのせる事にいたしました。
フォアグラは2種類あり、ガチョウの肝臓を「フォアグラ・オア」、アヒルの肝臓を「フォアグラ・カナール」といいます。
今回使用したフォアグラは、育てるのに手間がかかるため少しお高めの「フォアグラ・オア」を使用しました。
お肉は、牛1頭から数㎏しか取れない希少部位のハネシタを使用しました。
ハネシタは、ザブトンとも呼ばれ、焼肉屋さんでも馴染み深い呼び名なのでご存じの方は多いのではないでしょうか。
焼肉屋さんによっては「特上ロース」や「上ロース」として提供されることもある部位です。
ハネシタは牛の肩ロースの下に位置していて、肉の食感が得られ甘い脂の美しいサシが特徴のお肉で、牛の香りや旨味を堪能できる部位です。
肉の旨味がしっかりしているので、タレなどの濃い味付けよりも、わさび塩やわさび醤油、岩塩などの方が、その濃厚な旨味を存分に味わえますが、今回はあえて、薄味のタレで召し上がっていただきました。
皆さん完食されていたことからも、濃厚な味のフォアグラと薄味ソースの絶妙さは当たり!だったのではないかと思います。
お肉とフォアグラを一緒に口に入れると、柔らかで滑らかな舌触りのフォアグラがお肉を包み込み、何とも言えない幸福感に浸る事が出来ました。
お肉は食べやすいように薄切りにカットして提供させていただいたお写真がこちらです。
- ご飯
- ステーキ
- フォアグラ・オア
- ジャーマンポテト
- シーザーサラダ
- コンソメスープ
- お漬物
今月21日に開催されるクリスマス献立の中に「料理長お任せ1品」が入っているので
今からどんな1品が出てくるのか、想像するだけで楽しくなります。
ほっと倶楽部は、これからも食べる楽しさを追求してまいりますので
どうぞよろしくお願い申し上げます。